プロ野球若手選手ドットコム~未来のスターを探し出せ!~

日本のプロ野球12球団の若手選手情報を紹介!

【阪神】2019年に大ブレイクが期待される若手5選手

17年ぶりにセ・リーグ最下位となった阪神タイガースは、矢野燿大監督が新しく就任しており、2019年シーズンの躍進を狙っています。新外国人やオリックス西勇輝選手などを獲得し戦力アップしていますが、やはり若手選手が大ブレイクしないと上位争いは厳しいです。そこで今回は、2019年シーズンの阪神タイガースのカギを握る若手5選手を紹介していきます。

<福永春吾選手>
・基本情報
生年月日:1994年5月14日
出身:大阪府高槻市
ポジション:投手
経歴:06BULLS徳島インディゴソックス
プロ入り:阪神タイガース(2016年ドラフト6位)

福永春吾選手は、高校卒業後はトライアウトを経て関西独立リーグ06BULLSに入団し、2013年~2014年までプレイします。その後、四国アイルランドリーグplusのトライアウトに参加し、徳島インディゴックスに入団。

2015年・2016年に活躍し、2016年のドラフトで阪神タイガースに6位指名され、推定年俸680万円・契約金2500万円で入団しています。2018年は、2軍で先発を中心に20試合に登板し、リーグ最優秀防御率と最高勝率を獲得しています。2019年こそ、1軍での活躍が期待されている投手です。

・2019年春季キャンプ最新情報
福永春吾選手ですが、2019年春季キャンプではすでに実戦登板を行っています。2月16日の西武B班(ファーム)との練習試合では、5番手として登板し2回を無失点で抑えています。

このときには、最速146㎞/hを記録しており、この時期としては十分でしょう。ただ、無失点とは言え、連続四球を与えているため、コントロールが課題となりそうです。今後もチャンスはあるはずなので、しっかりアピールして2019年の活躍に期待です。

<高橋遥人投手>
・基本情報
生年月日:1995年11月7日
出身:静岡県静岡市
ポジション:投手
出身大学:亜細亜大学
プロ入り:阪神タイガース(2017年ドラフト2位)

高橋遥人選手は、亜細亜大学から阪神タイガースに入団しています。2017年ドラフトの2位指名で、推定年俸1200万円・契約金7000万円で契約しています。

プロ1年目の2018年シーズンは、1軍で6試合に登板し2勝3敗、防御率3.63という成績です。6月に左肩のコンディション不良によって実戦から離れることになり、そのまま2018年シーズンを終えています。それだけに、2019年こそ1年通しても活躍が期待されています。

・2019年春季キャンプ最新情報
高橋遥人選手の最新情報だが、もう怪我の影響はないようです。2軍安芸キャンプでは、2月15日にシート打撃に登板し、打者7人に合計33球を投げ込んでいます。さらに2月17日には、ブルペンで投げ込んでいます。

この様子からも怪我の影響はないとみられているのです。また、このまま順調なら、キャンプ最終クールで実戦復帰するとされています。まずは、実戦復帰でどれくらい投げられるのか注目です。

【関連記事】

youngbaseballplayer.hatenablog.jp

<近本光司選手>
・基本情報
生年月日:1994年11月9日
出身:兵庫県淡路市
ポジション:外野手
経歴:大阪ガス
プロ入り:阪神タイガース(2018年ドラフト1位)

2019年に期待されている選手と言えば近本光司選手です。外れ外れ1位で指名され、推定年俸1500万円・契約金1億円プラス出来高払い5000万円で入団しています。社会人出身ということもあり、即戦力として期待されています。

・2019年春季キャンプ最新情報
春季キャンプでは1軍の宜野座キャンプに抜擢されており、期待度の高さがわかります。2月21日の広島との練習試合では、2番センターで出場し3打数無安打でした。守備では、6回からライトに回るなど、実戦経験を重ねている状況です。

このまま順調なら、オープン戦でもアピールチャンスはあるはずです。どんどんアピールできれば、開幕1軍もありえるでしょう。パンチ力のあるバッティングと俊足を武器に、新人ながら2019年の大ブレイクに期待です。

<木浪聖也選手>
・基本情報
生年月日:1994年6月15日
出身:青森県青森市
ポジション:内野手
経歴:Honda
プロ入り:阪神タイガース(2018年ドラフト3位)

木浪聖也選手も、即戦力として期待されている新人です。2018年ドラフト3位指名で、推定年俸1000万円・契約金6000万円で入団しています。内野のどのポジションもこなせるユーティリティプレイヤーであり、高いレベルの守備と広角に打ち分けることができるバッティングが武器です。

・2019年春季キャンプ最新情報
木浪聖也選手も、1軍の宜野座キャンプに抜擢されており、期待度の高さがわかります。そして、春季キャンプでは結果まで出しています。2月21日の広島との練習試合では、2安打を放っています。

これまでの春季キャンプ5試合の実戦成績は、打率.462の好成績を残しているのです。ユーティリティプレイヤーであることもあり、開幕1軍の可能性が高いでしょう。このままアピールできれば、レギュラー奪取もあり得るかもしれません。

<熊谷敬宥選手>
・基本情報
生年月日:1995年11月10日
出身:宮城県仙台市
ポジション:内野手
出身大学:立教大学
プロ入り:阪神タイガース(2017年ドラフト3位)

熊谷敬宥選手は、立教大学時代には盗塁王のタイトルを獲得するほどの俊足を武器にした選手です。2017年のドラフト3位指名で、推定年俸1000万円・契約金6000万円で阪神タイガースに入団しています。俊足だけでなく、守備でも高い評価をされており、あとはバッティングが課題とされています。ちなみに、出塁率を高めるために、阪神タイガースに入団を機にスイッチヒッターに転向しています。

・2019年春季キャンプ最新情報
熊谷敬宥選手は、2軍の安芸キャンプに参加しています。しかし、2月17日の守備練習中に送球を左側頭部に受け、19日は別メニューでの調整を行っています。少し心配ではありますが、無理をせずに着実にアピールし、1軍昇格をしてほしいです。

<まとめ>
今回は、阪神タイガースの注目の若手選手について紹介してきました。なかでも注目なのが、2018年ドラフトで指名された近本光司選手と木浪聖也選手です。どちらも春季キャンプは1軍で猛アピールをしています。オープン戦でもアピールできれば、開幕1軍もあり得るはずです。今後の活躍に期待しましょう。